北米の小説、詩、戯曲、評論、伝記など言語芸術、いわゆるアメリカ文学の作品や作家に関する
情報を扱う雑記帳です。関わりのある映画や音楽、ときには別の地域の作家なども扱います。
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詩とイラスト: ビートからパンクまで
コメント:ビート詩人ギンズバーグの代表作に色彩ゆたかなイラストを付けたセレクション。視覚からギンズバーグの精神世界へ入って行ける。パンク・ソングにはコードネーム入りの楽譜も付いている。

 ロックが好きでアメリカ文学にも興味がある人や、アメリカ文学を読みながらバンドもやっている人、作詞に興味のある人などにお薦めの本を紹介します。アレン・ギンズバーグ (Allen Ginsberg) の詩にエリック・ドルーカー (Eric Drooker) さんの挿絵を付けた Illuminated Poems です。
この本はとにかく、
エリック・ドルーカー (Eric Drooker) さんの挿絵がカッコいいです。

カッコいいという表現を私は滅多に使わないんですが、
それをあえて使ったのは、
日本の劇画の様な分りやすさに加えて、
パンク・ロック的というか、
ファンキーな力強さに満ちているからです。
米国の病める側面をえぐり出していて悲劇的ではあるけれど、
決して悲観的ではないのです。

アレン・ギンズバーグ (Allen Ginsberg) が書いた前書きによると、
ドルーカーさんは
ニューヨーク市の抱えている問題を告発したポスターを街角に貼るという行動で
自己表現をしていた芸術家だそうです。
市の美化政策でポスターが禁止され、
投獄されたこともあるそうです。

90年代になってから作品も認められる様になり、
有名な新聞の紙面や雑誌の表紙にも、
ドルーカーさんの絵が使われる様になったそうです。

収録されている詩は次のとおりです:

The Altering Eye Alters All
An Eastern Ballad
A Mad Gleam
In Death Cannot Reach What Is Most Near
Song
Lay Down Yr Mountain
Sunflower Sutra
Manhattan Thirties Flash
Morning
Howl
Footnote to Howl
New York Blues
Native New York
On Neal's Ashes
Punk Rock Your My Big Crybaby
Get It?
Capitol Air
Pentagon Exorcism
Love Forgiven
War Profit Litany
When the Light Appears
Tears
The Lion for Real
I'm a Prisoner of Allen Ginsberg
Fighting Phantoms Fighting Phantoms
This Form of Life Needs Sex
Birdbrain!
America Again
New Stanzas for Amazing Grace
X-Ray Manhattan
Jumping the Gun On the Sun
Rock Song
Gospel Noble Truths
The Ballad of the Skeletons
Father Death Blues
Confession Is Dream for the Soul

ほとんどの詩は旧作です。

"America Again" と "Confession Is Dream for the Soul" は新作だと著作権の頁には書いてあります。

"New York Blues," "Capitol Air," "Love Forgiven," "Gospel Noble Truths," "The Ballad of the Skeletons," "Father Death Blues" は楽譜も付いており、ギター用のコードも書いてあります。"Capitol Air" は、かつて英国のパンクバンドとして有名なザ・クラッシュ (The Clash) の演奏をバックにギンズバーグ自身がライブで歌ったこともあるパンクソングです。

ドルーカーさんについて知りたい人は、
公式頁をご覧下さい。
言葉は英語ですが、
絵は十分に楽しめるはずです:

最後に、
上の画像は私が持っている旧版の表紙です。
いま出版されている新装版については、
右下の広告をご覧下さい。
新装版の表紙に使われている絵は、
旧版のタイトル頁にも使われていました。
| 米文学のビート | 16:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
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