北米の小説、詩、戯曲、評論、伝記など言語芸術、いわゆるアメリカ文学の作品や作家に関する
情報を扱う雑記帳です。関わりのある映画や音楽、ときには別の地域の作家なども扱います。
<< 近未来SFだと思って見たら | main | ホーソン: ラパチーニの娘 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
369: 日本のヒップホップ詩人とギンズバーグ
Allen Ginsberg
City Lights Books
¥ 595
コメント:369が読んでいる詩集。

 日本語でヒップホップの歌を書き、あるいは歌っている369 (ミロク) さんという男性がいます。若い人はすでにご存知かもしれません。この人が3月に発表したアルバムを宣伝している写真を見て驚きました。20世紀アメリカ文学の翻訳書が並んでいる本棚を前にして、この369さんが小さなペーパーバックを読んでいるのです。アレン・ギンズバーグ (Allen Ginsberg) の詩集『吠える他』(Howl and Other Poems) です。



きょうはこの詩集を紹介します。


 日本の文庫本を一回り大きくしたぐらい、あるいはCDのケースを90度回転させて少しだけ大きくしたサイズの本です。ザ・ポケット・ポエッツ (The Pocket Poets) という洒落た名前のシリーズで4巻めにあたるらしいです。

ギンズバーグらビート世代より一世代上の詩人でギンズバーグとも知り合いだった小児科医 ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ (William Carlos Williams) による短い前書きに続いて、ギンズバーグが1956年までに書いた詩が11編はいっています。

この本はネットでも中身を閲覧できます。



余談になりますが、この本に載っている詩の大半を、ギンズバーグ自身の朗読で聴いたことがあります。80年代に来日したときです。会場では1番まえの席に座れたので、3メートルぐらいのところに生のギンズバーグを見ることができました。力強い声で沢山の詩を読んでくれました。全てテキストどおりの朗読というわけでもなく、あのころの政治的な情勢や日本のことなども即興的に交え、笑わせながらのパブリック・リーディングでした。

朗読を始める前、小型のカセットレコーダーを用意している人たちが客席にいることに気づき、自分の朗読は自由に録音して他人に聴かせても構わないとギンズバーグが言っていたことも印象に残っています。

JUGEMテーマ:音楽
JUGEMテーマ:読書



| 米文学のビート | 17:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 17:07 | - | - |









http://beibun.jugem.jp/trackback/212
投稿のあった日
SMTWTFS
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
このブログに記事を書いている人
関連する日録や公開頁
最近のコメント
最近のトラックバック
テーマ別分類
最近の記事
過去の記事
おすすめ商品
おすすめ商品
おすすめ商品
おすすめ商品
おすすめ商品
このページの先頭へ