北米の小説、詩、戯曲、評論、伝記など言語芸術、いわゆるアメリカ文学の作品や作家に関する
情報を扱う雑記帳です。関わりのある映画や音楽、ときには別の地域の作家なども扱います。
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ポカホンタスふたたび
コメント:歴史上の人物を主人公に、ある有名なミュージカルを下敷きにして自由にふくらまし、劇的に盛り上げたアニメーション。盛り上げすぎたためか続編でガッカリする人が多い。

ディズニーの『ポカホンタス』(Pocahontas) について以前すこしだけ話題にしました。アメリカ文学からちょっと離れますが、このアニメーション作品について僕の考えを書いておきます。


まず、この作品の内容が歴史上の事件とは違っていることについては、あまり問題だと思っておりません。実在の人物を登場させながらも実際の出来事からはかけ離れた物語詩や戯曲や小説は、聖書や古典文学の中にも沢山あります。NHKの大河ドラマでも同じです。こういう話が事実の正確な記録ではなくて物語であることを視聴者や読者が認識していれば大丈夫だと考えています。そのことと、その作品が傑作か否かは別問題です。勿論、世の中の偏見を助長する様な形になっているのはまずいです。

さて、ディズニーの『ポカホンタス』はどうでしょうか。

音楽は、非常に感動的で素晴らしいです。

映像は、とても美しいです。

プロットというか、展開のしかたは、ある有名なブロードウェイ・ミュージカルを基にしてあります。二つの集団が対立している中、敵同士の男と女が恋に落ちるミュージカルです。対決前夜にそれぞれの集団で憎しみの炎が燃え上がる場面を一つの曲で巧みに盛り上げる場面など、そっくりです。ディズニーの『ポカホンタス』もミュージカル風の映像作品として完成度は高いですから、過去のミュージカルを参考にしたことは確実でしょう。

過去の作品を[おおいに]参考にしていても、それに劣らぬ傑作になるばあいもあるし、過去の作品には無い新しさが加わっている作品もあるし、二番煎じに終わっている作品もあるでしょう。『ポカホンタス』がどれに相当するかは、両方を鑑賞した人がそれぞれ判断すれば良いです。



| アメリカ文学の夜明け | 17:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
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