2010.07.07 Wednesday
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北米の小説、詩、戯曲、評論、伝記など言語芸術、いわゆるアメリカ文学の作品や作家に関する
情報を扱う雑記帳です。関わりのある映画や音楽、ときには別の地域の作家なども扱います。 |
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2009.04.02 Thursday
ベンジャミン・バトン: 小説と脚本
もともと1920年代からフィッツジェラルドの小説を出版していたスクリブナー社が出している本なので、卒業論文のテキストにも使えるでしょう。
最初の31頁はフィッツジェラルドの短編がそのまま載っています。解説などは皆無です。 そのあとは、かなりの頁数で脚本が載っています。頁番号が印刷されていないので、全部で何頁あるかは分りません。全てシーン番号になっています。 写真はカラーが14枚で、本の真ん中8頁に渡って掲載されています。ペーパーバックでは頻繁に見かける構成ですね。それぞれの写真について文字による説明は皆無です。 脚本はタイプライター風のフォントで印刷されており、慣れないと読みづらく感じる人もいるでしょう。ト書きが詳しいので、読み応えがあります。 脚本の最初は、こんな風です: "The Curious Case of Benjamin Button" As things do, it begins in the dark. EYES blink open. Blue eyes. The first thing they see is a WOMAN near 40, sitting, looking out a window, watching the wind blowing, rattling a window. A WOMAN'S (V.O.) What are you looking at Caroline? CAROLINE The wind, Ma . . . They say the hurricane is coming. INT. HOSPITAL ROOM, NEW ORLEANS - MORNING, PRESENT [以下略] 参考資料 The Curious Case of Benjamin Button: Story to Screenplay.Story by F. Scott Fitzgerald. Screenplay by Eric Roth. Screen story by Eric Roth and Robin Swicord. New York: Scribner, 2008. コメント
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